1.ダブル不倫でした
私は現在在宅で派遣社員の仕事をしていますが以前はNPOの社員であり、あるプロジェクトのリーダーを任されていました。
7人の社員と共に仕事を進めていたのですが、ある事情により突然3人が辞めてしまったのです。メンバーがいきなり半分に減ってしまった・・・、私は途方に暮れました。
そんな時に彼と出会いました。欠員の穴埋めとして急遽2名をメンバーに入れたのですがその一人が彼だったのです。彼は私よりも15歳も年上であり3度の転職経験がありました。そして、もちろん妻子持ちでした。
プロジェクトは2年かけて行われたのですが、なんとか目標をクリアでしました。実務経験が豊富な彼は慣れない私を励まし、親身になってフォローしてくれました。
そして終了した時から彼との交際が始まりました。私は40歳、彼は55歳になっていました。私にも家庭がありました、だからダブル不倫でした。
彼は欲しかったものを買ってくれました、日帰りの旅行にも行きました。すべてが内緒、秘密の関係です、でも彼は積極的でした。
私はいずれバレるかもしれないと思うたびにその積極性が怖くなっていきました。
2.不倫は罪です
しかしそんなある日のこと、テレビで聞いたある弁護士の言葉が胸に刺さりました。「不倫は罪です」、聞いたことがありませんか。ちょうど夫が私の裏切りに気づきそうになった時でもあったので「これはやばい」と心底あせりました
でも「やばいけど彼のそばにもいたかった」これも本音です。しかし私は彼に別れを切り出しました。
彼との関係も7年になっていました、もうこれ以上隠し通すことはムリ、嘘をつきながら会うことが辛くなったのです。
でもこの7年間は本当に幸せでもありました。彼と会うときにはいつも仕事を口実にしていました。その罪悪感ゆえでしょうか、彼に抱かれる時は解放感に浸り、違う自分に酔い、スリルと刺激と快楽におぼれていたのです。
3.私はただ臆病だったのです
彼との別れから3年が経ちました。あの頃をこうして振り返ってみて言えること、それは不倫は覚悟や度胸がないと続かないということです。
「不倫は罪です」が響いたのも、たまたま夫に彼のことがバレるような気配があった時と重なったから。私はただ臆病だったのです。
ハッキリ言えば今でも「バレさえしなければ不倫をしたい」と思っています。もっとあっけらかんとした関係を望んでいます。
不倫は民事上の不貞行為として扱われるため、懲役刑や罰金刑などの罰を与えることはできないそうですね。
「犯罪ではないからいいんだ」ではありません、恋愛は自由なものではないでしょうか。この自由は、結婚によって手放さなければならないものですか。あなたならどう思いますか。
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