1.まったく興味がありませんでした
私の占い初体験は21歳の時、相談したことは今後の人生、特に仕事運についてでした。ただその頃の私は占いなどまったく興味がありませんでした。占いなど雑誌などでちらっと見るぐらいのものであり、わざわざお金を払うほどのものではないと思っていたのです。
でもそんな私が占いをしてもらったきっかけは、友達から誘われたから、一人じゃ不安だからついてきて欲しいと言われたからでした。体験談を読むとこのパターンってよくあるみたいですね。ちなみに彼女の悩みは、なかなか彼氏ができないことでした。
2.ゴロゴロ雷が「なんか嫌な予感するね」
正直言ってあまり気がすすまなかったのですが、そんな理由で友人と二人指定された喫茶店に向かったのです。待ち合わせの時間は午後2時、その日は朝からとてもよい天気だったのですがお昼を回るとゴロゴロ雷が鳴り始めました。
「なんか嫌な予感するね」二人でそんな話をしました。なにせ私にとって初めてのこと、二人してとても緊張してドキドキしていました。占い師さんは友人がよく当たる先生だと言っていたのですが、彼女にとっても初対面の方だったのです。
ただ正直言って私にとってはどうでもいいことでした、付き合いできているわけだし。でも何となく好奇心というか、その占い師さんがどんな方であり、そしてどんなことを言われるのか、ちょっと楽しみでもありました。
3.占い師の登場です
そして指定された時間ピッタリに占い師さんの登場です。さっきからなんとなく入り口付近でウロウロしていた影があったのですが、たぶんこの方だったんだろうと思いました。なんか面白そう、私はなぜか緊張もしだいに解け妙にリラックスしていました。
しかし占い師はスーツを着ているではないですか。私の勝手なイメージ、占い師なのだからそれなりの姿で現れるのでは、といった予想とは全然違いました。どこにでもいそうなおじさん、見た目はサラリーマンでした。
大丈夫かしら、そう思うとますます緊張感は薄れていきました。
4.2~3年後に何か転機が訪れる
挨拶をすますと占いが始まりました。喫茶店では回りの目もあるし、落ち着いてお話もできないのではないかと思っていたのですがそんなことはありません。むしろ個室よりも集中して話しやすかったことがとても印象に残っています。
占術は四柱推命でした。まず年齢、生年月日を聞かれました。
鑑定の結果についてはメモしたわけでもなく詳しく覚えてはいません、ただ「今後のあなたの人生は全体的に安定しているけど、2~3年後に何か転機が訪れる。それは仕事に関わることでしょう」といった話は心に残りました。
とはいっても友人のおまけ感覚だったので「ふ~ん。そうなんだ」と、ごく軽い気持ちでありました。
鑑定料金ですか、たしか1対2、出張対面でお値段は4000円でしたね。ハッキリ言って私にとっては高めな出費、でも一生に一度の経験だろうからまぁいっかと思っていました。それに占い師も人柄がよく、とても話し方がていねいで、その印象もいい方なんだなと変わったくらいです。二人してかかった時間は2時間ほどでした。
5.なるほどこれは占い通りかも
それから何年か経ちました、私にも色々な変化がありました。あの頃はとても目まぐるしくて、この時のことを思い出す余裕もなかったのですが。ただある日のこと、そういえば2~3年後に仕事に関わることで何か転機がある、と言われていたことを思いだしました。
たしかにあの占いの2~3年後、私は今まで働いていた職場から同じ系列の違う施設へと異動になっていたのです。
ただこの異動がさんざんすったもんだしたうえでのことであり、なるほどこれは占い通りかもしれないぞと思いました。私はなぜかうれしくなってしまい、あの時一緒に行った彼女に電話をしてみました。
彼女もこの時のことはよく覚えているようでした。
でも鑑定で言われた2年以内の出会いの「で」の字もないらしく、あのおっさんはただの詐欺師だわ!占いなんかまっぴらごめん!と怒り心頭でした。今となっては懐かしい思い出です。
6.だからといって占いを否定しません
私の場合で言えば「当たり」思でした。ただ外れたからといっても気にするようなことでもないのですが。それに21歳の人間であれば、ふつう2~3年後には何か転機が訪れるに決まっています。
占いなんかまっぴらごめん!
でも、だからといって私は占いを否定する気持ちなどありません。若かりし頃の楽しい思い出のひとつ、占ってもらってよかったと思います。
あなたは占いに興味がありますね、でも一人ではちょっと不安だったら誰かを誘ってみるのも一つですよ。でも相談内容はその誰かに聞かれても当たり障りのないものを選んだほうがいいかも。誰かと一緒ではためらいがあるなら電話占いもいいかもしれませんね。
スポンサーリンク
あわせてどうぞ!
スポンサーリンク