目次
1.人間関係の修復
私は広告の制作を仕事としているのですがこの不景気な時代です、依頼される本数も減る一方です。だから職場の雰囲気も悪く人間関係もギクシャクし制作にも影響が及んでおりました。
そこで今後の仕事運はどうなるのか、そして人間関係の修復に何かよい方法はないのかを聞いてみたのです。
すると占い師はジッとわたしの目を見ながら、私の生い立ちから趣味、好き嫌い、生きがいなどを聞いてきました。
まるで試されているような気分になりました。
そして鑑定に進みました。
2.愚か者
鑑定はタロットカードで行われました。一枚選べと言われて私が引いたカードは「愚か者」がひっくり返ったものでした。
これを見た占い師さんは「むぅ~」と唸るとこう言いました。
そもそも論であるのだが、
悪いのはあなた自身である。
もしくは、
あなたの周りがそう仕向けるの。
だから人間関係が崩れるのです。
わかりますね。
さらに続けて、
あなたの足を引っ張ろうとたくらむ人物の存在。
この先もこの仕事を続けるのであるのなら、
彼か彼女かはワシは知らん、
縁を切ればうまくいく。
カード一枚見ただけでなんでこんなことがわかるのか、じつに不思議ではありませんか。彼か彼女・・・・私にはその人間について思い当たるフシがありました。
彼は仕事自体はよくできるのです、しかし協調性に欠け何かと問題行動が多いのでした。そんな彼をきつく叱りつけたことがあったのですが、それから何かと私に突っかかるようになったのです。
ただ仕事はできるため一応私が預かるかたちでいたのです。
3.状況は劇的に改善され
私は占い師のアドバイスにしたがってこの問題児をチームから外す選択をし追放したところ、状況は劇的に改善されました。
たった一人の人間でしたが、彼が消えたことによってこれほど雰囲気が大きく変わるのか。これは思ってもいなかったことでした。
タロット占い、見事なものです。
しかしなんでこんなことがわかるのか。
一流の占い師になると、依頼人のなにげないしぐさや言葉から本音をさぐり出すといいます。さぐりための質問や厳しい一言を要所要所でピュッと放つのです。
占いなどどうせあてにはなるまいと高を括っていた私でした。しかし、おそらく私も占い師の巧みな話術や何とも言えぬオーラにハマり、動揺し、痛いところをピンポイントで突っつかれ、そして本質をあぶりだされたのかもしれません。
4.嘘ついてるね~
「どうせ占いなんか」などと思われるのであれば、すっとぼけた態度で臨んでみることもありです。しかし、へんにはぐらかせば「嘘ついてるね~」とすぐに見抜かれます。それどころかさらに厳しい質問が飛んでくることでしょう。
占い師を怒らせてはいけません。
とはいっても何も占い師に、挑戦しろとか試してみましょうと言うわけではありません。私が言いたいことは、占い師は、毎日誰かの悩みを聞き解決されているのです。
ほんとうに悩みを解決したいあなたであれば、あなた自身に「素直で正直な態度」が必要である、ということです。
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