離婚話にしゃしゃりでる姑！離婚を決意した私が頼った占いの一言とは

1.地元で有名な「天神の母」

４０代半ばで離婚したのですが、夫のことが信用できなくなったことが原因でした。占いに頼ったのはこの時です、地元で有名な「天神の母」と呼ばれた占い師の方に見てもらいました。精神的な苦痛も大きく、まさに藁をもすがる思いだったのです。





この先生は夜になるとテーブルと椅子を置いて路上で鑑定を行うスタイルで営業されていました、占術は手相でしたが、先生は私の手相を見るなり「あなた苦労するわね」と言われました。


苦労は今だけではなくて、この先もその連続なんだそうです。


それから親の縁が薄いとも言われました。当時は両親とも健在でしたが、たしかに特に母との関係はとても悪く喧嘩ばかりしていたのです。「当たってる」と思ったものでした。

2.ここまで悪く言われるとは

それから生年月日と名前の画数を聞かれました。名前については結婚前の旧姓も見てもらいました。結果については、私は「悪い星の下の生まれ」であること。そして姓については当時(結婚後)の方がまだ良いとのことでした。


いずれにせよ苦労の絶えない人生が続くであろうこと、ただし６０歳を迎えるころには運気も変わるようであると言われたのでした。


感想ですか・・・気持ちが少しでも明るくなるような言葉をかけてもらいたかったのです。それがここまで悪く言われるとは、非常にショックを受けました。


そして離婚を考えていことを話したうえで夫の生年月日と名前も教えると、さらにきわどいことを聞かされたのです。。


「あなたの夫には強い何かが憑いています、そしてその何かに強く守られています。さらにあなたは、その強い何かから受け入れられてはいないね」
「一緒にいるとどんどん不幸になるよ、早く別れなさい」


「・・・・・・・・・・」
あの夜は、どうやって帰ったか記憶もないくらいショックでした。


ただ最後にこうも言われました、
「でもね、子どもたちがあなたを助けてくれるからね、６０歳くらいから幸せになるよ」
この言葉だけがその後の私にとって、唯一の頼りでした。

3.きっとこの人のことなのでしょう

もちろんこの時の占いを１００パーセント信じたわけではなかったのですが、その後、夫には愛人がいることが発覚しました。





私たち夫婦は離婚へと進んで言ったのですが、それまでの間夫の母親が異常なくらいしゃしゃり出て来るようになりました。夫婦間の話し合いとはいっても夫が出てくることはなく、すべてこの母親が相手でした。


占い師が言った「夫を守っている強い何か」とは、きっとこの人のことなのでしょう。そしてこの人は、たしかに私のことを受け入れる気がないことがよくわかりました。それからいろいろありましたが、ようやく離婚が成立すると中学生だった次男に言われました。「引っ越して転校して、その上苗字まで変わったら僕はグレる！」


そんなこともあり離婚後も苗字は夫の方の苗字で通しています。まだこちらの方がいい、と言われたこともあるわけですから。離婚後は経済的にずいぶんと苦労しましたが、二人の息子たちにも支えられ普通に生きています。


そして今、私は５９歳になったところです。

4.たしかに私の運勢は良くなっている

そういえば私が病気になった時のことです、一度は独立した長男が一緒に住もうと言ってくれました。６０歳を前に、たしかに私の運勢は良くなっているような気がします。


「当たっていた」とも思うし、あそこまで悪く言われるほど悪い運勢でもなかったような気もします。要は自分自身の考え方次第なのですね。


はい、読者さんへのアドバイスですか、そうですねぇ・・・深刻な悩みを抱えている時などですね。誰かに相談することはいいのですが、そこで予期せぬ言葉を返される時もあることかな。


なにぶん心が不安定な時だから、ショックな一言が新たな不安のタネになることもある・・・、もちろんこれは私の場合なのですが。


まあ冷静な判断は難しい時には、相談される相手をよく選ぶことも大事ですね。ただどんな結果を言われたところあくまでも占いは占いです。くれぐれも「振り回されること」はないようにしたいものですね！