一途に追われると逃げたくなる
【告白】44歳会社員、華さんより。私の素っ気ない態度が新鮮だったのだとか。いろんな女性に声を掛けられることが日常だった、だから逆に淡白な私の存在が気になっていたと言うのです。


1.このまま縁が切れるのか

数年前のことです、私には好きな人がいました。その人はある劇団に所属していたダンサーでした。私はかなり積極的にアプローチをしていました。





しかし残念ながら進展はなし。いたずらに時間だけが過ぎていくと自然に彼に対する想いもさめていきました。


こうなると劇団にも興味がなくなり劇場に足を運ぶこともなく、このまま縁が切れるんだな、と思っていたのでした。


でも、ちょうどそんな時だったのです。まったく意外だった彼からアクションがあったのは。

2.ただの知り合い程度だったのに

彼は、今の私の彼氏ですが、ダンサーだった彼と同じ劇団に所属している俳優でした。そして二人は親しい友人同士だったのです。


彼は劇団の中では人気もありました、それも「かなり」のものでした。背も高く顔だちもキレイ、わたしも素敵な方だとは思っていました。


でも私は本命であるダンサーの彼に夢中だったのです、お互い合えば挨拶くらいはしましたが、彼には特別な恋愛感情などなし。ただの知り合い程度だったのです。


でも、そんな彼がなんで私に・・・

3.適度な距離感を保つこと

なんでも私の素っ気ない態度が新鮮だったのだとか。いろんな女性に声を掛けられることが日常だった、だから逆に淡白な私の存在が気になっていたと言うのです。





つまり、自然な成り行きで彼の方が勝手にこっちに興味を持ったわけですね。まあ何ともラッキーな展開でした。


私はこの時の経験から「気持ちを引こうと思ったら適度な距離感を保つこと」といった発見がありました。もちろん誰にでも当てはまるわけでもないのですが。


男は一途に追われると「逃げたくなる」といった性格があるようです。いくら好きでたまらなくても、グイグイ押しの一手で迫るのではなく「どうすれば彼の気を引くことができるのか」を考えてみるのです。


彼の好みを知る、なにげなく同じ色や柄の物を持ったり身に着けてみる。彼の趣味や特技に興味を示してみる。会話は気の利いた質問を挟みながら聞き役で、でも自分から切り上げること。まずはこんなことからかな。


そんなきっかけで付き合いだした彼なのです、ケンカしたり別れ話もありました。でもなんとか結婚まで漕ぎつけそうな毎日を送っています。

4.本当の出会いとは

それから・・・、
「運命の人は意外なところにいる」
これも発見でした。


ながい人生です、様々な出会いがあることでしょう。好きで好きでたまらない、夢中になるくらい好き、そんな誰かとの出会いもあることでしょう。


でもその出会いこそ、本当のパートナーとなるべき人と巡り会うためのステップなのかもしれません。
そう、これも発見でした。



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