妄想に浸っている恋でもいい！世間体なんか気にする必要はありません

1.彼は私より３歳年下でした

私が彼と知り合ったのは今から３年くらい前でした。きっかけはＳＮＳです、だから「つながった」と言えばいいのでしょうか。





ＳＮＳといえばネット上のコミュニティです。その軽さからからか、すぐに連絡も途絶えてしまうことはよくあることです。恋愛とはほど遠いような気がしませんか。


彼ともそう、同じことが何度もありました。


でも他の方と違って、しばらくすると。不思議なことに自然に再開するような関係だったのです。だから私は彼との出会いに運命のようなものを感じたのです。


彼は私より３歳年下で、２００キロくらい離れた所に住んでいました。

2.このままの方が好きでいられる

私は彼が好きでした、本気です。


私が彼との恋愛(といっていいのかな)で一番悩んでいたこと、それは彼への思いだけがどんどん膨らんでいったことでした。なぜならまだ会ったことがなかったからでした。


私はいつしか「彼を好きでいなければいけない」というような恋愛感で固められていたのです。だから身近にいる男性には全く気持ちが向きませんでした。


もちろん彼だって、私のことを思ってくれていることはわかっていました。だからこの時一番叶えたかったのは彼に会うことであり、彼のそばにいたいことでした。


彼の職業はエンタメ業界と言っていました。


でも私にはエンタメなど全く縁がなく、正直あまり面白さも分からりません。でも彼が好きなので無理して興味をもつようにしました。彼に早く会いたいためでした。


でもコロナ禍の最中、県をまたいだ移動は控えることが言われていた時期でもあったので、お互いに「会おう」ということを口に出せずにいました。


私から強引に会おうと言えばよかったのかもしれません。しかしこの頃になると心のどこかで、
「このままの方が好きでいられる」
こんな思いが心の片隅に芽生えていたのです。

3.妄想に浸っていた方がいい

このままの方が好きでいられる、言い方を変えれば「会わないまま妄想に浸っていた方がいい」のではないか。





たぶん彼も同じだったと思います。実際に会って理想と現実のギャップを知らされるよりも、今のまま好きなだけ理想の世界を描いていたほうがいい。そう思っているはずではないでしょうか。


だから彼との付き合いは今でも続いていますが、相変わらずバーチャルな関係です。しかし、なぜか全く寂しさはありません。むしろ自分のために使える時間が多いことが心地よくも感じています。


それに今更ですが、私は一人でいるのが好きだし絶対に彼氏がいなければ嫌なタイプでもありません。


だから彼の存在は私にとってはピッタリなのです。これはおそらく彼の方も同じです。

4.形なんて関係ない

これを読んでくれた方、今恋愛で悩んでいる人に向けて言いたいことは、「恋愛は自分たちがいいと思えば形なんて関係ない」ということです。


よく世間体を気にして人と同じようにしなければ引け目を感じるという人がいますが、自分が幸せになるために、周りの人に左右される必要はないと思います。


大事なのは自分が幸せかです。周りの人が「そんなの絶対幸せじゃない」と言っても、自分が幸せだと感じているならそのままを通せば良いと思うのです。


恋愛とは自分の気持ちに素直になることです。
今夜も夜になると彼はやって来ます。