精油のパワーは強力です
【アロマ】精油は光毒性だけでなく使用方法や保存方法についても注意が必要です。ここでは光毒性とはなにか、また取り扱いについて知っておくべき基本ルールを8つまとめてみました。


【1】光毒性(ひかりどくせい)とはなにか

1-1.直射日光は避けてください

柑橘系の精油には、肌についた状態で光(紫外線)の刺激を受けるとアレルギー反応など皮膚のトラブルを引き起こす特定成分を含むものがあります。光毒性とはこの反応のことです。





光毒性のある精油としては、

  • ベルガモット
  • グレープフルーツ
  • マンダリン
  • レモン

などがあげられています。





これらの精油をマッサージなど使用した場合は、しばらくは直射日光は避けるように注意してください、シミや炎症などのトラブルを起こす場合があります。ただし日光に当たらない夜間に使用される場合は問題はありません。

1-2.トラブル防止!精油には基本的なルールがあります

天然成分がギュッと凝縮された精油。しかし精油には光毒性だけでなく、直接肌につけない・飲んではいけないなど、使用方法や保存方法についてのルールがあります。





ここでは、知っておかなければならない基本的な注意点を8つにまとめてみました。思わぬトラブルを招かないよう正しい使用を心がけてください。



【2】精油の取り扱い!8つの基本ルールと注意事項

2-1.精油は薬ではありません

精油は医薬品でも医薬部外品でもなければ化粧品でもありません、法律上は雑貨品に分類されています。病気を治すといった理由で使用してはいけません。

2-2.精油を飲んではいけません

精油は飲み物ではありません、絶対に飲まないように!間違って口に入れてしまった時は大量の水ですすぎ吐き出すこと、そして病院で診察を受けてください。目に入ったときも同じです。

2-3.精油は原液のまま使わない

原液は刺激が強いものです、原液のまま直接肌につけてはいけません!肌につける場合は水やキャリアオイルで必ず希釈してから(薄めてから)使います。





また敏感肌の方は説明書などより低い希釈率で使用されたほうが安全かもしれません。直接肌についてしまったら大量の水でよく洗い流してください。

2-4.肌に使用する時は必ずパッチテストを

パッチテストとは、アレルギー反応の有無などがないか調べるといった簡単なテストのことです。





使用する精油や化粧品など少量を手に取り、腕の内側など比較的害が少なく、すぐに洗い流せたり拭き取りやすい部分につけて反応を見るものです。24時間から48時間放置しかゆみや赤み等の症状が出たら使用は控えましょう。

2-5.お子様には刺激が強すぎます

小さなお子様に対し芳香浴やアロマバスなどを行う場合には香りは控えめ、もちろんパッチテストも忘れずに。また3歳未満の乳児・幼児には、芳香浴法以外は行わないように、といった意見もあります。

2-6.妊娠中や高血圧の方は要注意

精油は天然成分を濃縮して作られているのでそのパワーも強力です。妊娠中や高血圧の方など刺激の強い精油を使用するときには注意が必要です。おかしいな、と思ったら使用は控えた方が無難です。

2-7.保管場所は冷暗所で

精油は光りや熱、湿気などの影響を受けやすく成分も劣化してしまいます。使用後はキャップを閉め風通しの良い冷暗所で保管しましょう。またお子様やペットの手の届かない所に置くよう注意してください。

2-8.使用期限を守りましょう

精油は品質保持のため遮光性の瓶に入っており、保存期間がラベルなどに表示されています。開封後は期間内に、またなるべく早く使い切ってしまいましょう

以上基本的なルールをまとめてみました。天然成分のパワーを取り入れるためにも使用方法は正しく、そして安全に楽しみましょう!




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