1.重い。一緒にいると疲れる
私はM、24歳でデパートで接客業をしています。彼は高校生の同級生でずっと友達だったのですが、3年前私が22歳の時に告白されて付き合い始めました。
彼は勉強はいまいちですがスポーツ万能で背丈もあり、いつも好きな事にまっすぐ。一緒にいてとても楽しかったのでした。だから彼から告白された時はとっても嬉しかったんです。
でもそれから2年後のことでした、彼の方から「重い。一緒にいると疲れる」と言われて私は一方的に振られました。
彼に振られた時はとてもつらかったです。
私にはこれといった楽しみも趣味もありませんでした。彼と一緒にいること、そして彼の世話をすることが私の生きがいになっていたんです。でもそれが逆にいけなかったのかもしれません。
2.自分が本当に好きなものを
半年ぐらいは失恋の辛さで、仕事以外は家に引きこもっていました。外に出ても恋人同士ばかり目に入ります。楽しそうにしている人を見るのがつらかったからです。
でもこのままではいけない、とだんだんと思えるようになってきて。趣味を見つけたり自分のために時間を使おうと気持ちを切り替えました。
そして彼が好きだったロングヘアーをバッサリ切り、私は色々な事を始めました。お金のかからない趣味を見つけようと思い、まずは朝活でジョギングを始めたのです。
彼が好まなかったので、私はメイクもしてこなかったのですがメイクにもチャレンジ。洋服なども彼の好みではなく、自分が本当に好きなものを着るようになっていたんです。
こんな生活を始めてみると、私はすべて彼を中心に考えていて自分がなかったということに気がついたんです。
だから彼も重くなってしまったのかもしれません。
3.フォロワーも増えていったのでした
このように小さなことでも生活を変えてみると変化がありました。まず体重が落ちました、ジョギングの成果なのでしょう。メイクも洋服も楽しくなりました。
友達からは「別人のよう!いいかんじだよ!」と褒められることが多くなったんです。
こうなると毎日がだんだんと楽しくなってきて、何かと積極的になるものですね。SNSもそうでした。
今までは花や植物を取ったり空をアップするぐらいで、フォロワーもいなかったのです。、
でもばっちりメイクした写真や、マラソンで走っている風景をライブ配信して動画でシェアしたりするとどうでしょう。
だんだんとフォロワーも増えていったのです。
4.そんなMが好きだから
すると元彼からもコメントがちょこちょこ入ってくるようになりました。
「最近いい感じじゃん。短い髪、似合ってるよ」
こんなメッセージがどれだけうれしかったことか。それからしばらくの間、このコメント欄だけでしたが彼とのやり取りが続きました。
そして彼からまた会いたいと言われて・・・。
「別れてからすごく輝きだして、そのままでいいし、そんなMが好きだから」
もう一度告白されて復縁することになったんです。別れてからちょうど一年後のことでした。
今は「まず自分がある」そんな対等な関係で彼とつきあっています。「別れ」という強烈な体験がなかったら、ここまで変われなかったと思います。
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