1.心のすれ違いを感じたりするのはなぜ
たとえば恋愛、胸が高まるようなトキメキや刺激には誰しも憧れるものです。でも「愛している、離れたくない」こんな恋の炎も3年も経てばどうでしょう。「なんだこの人、こんなんだっけ」とか「人ってこんなに変わってしまうものなのかしら」などと言ってため息を吐くことだってあるのです。
彼を見る目が変わってしまったり、心のすれ違いを感じたりするのはなぜでしょう。たぶんそれは彼が変わったのではなく、彼を見るあなたの目が変わったからです。彼自身の本質はたぶん出会った時から変わってはいないはず。あなたのかけていた彼を見るメガネの色が、だんだん色あせてきただけなのです。
2.一緒になる覚悟を決めてもいい時とは
そして、やがてそのメガネが外れる時が来ます。その時あなたの目に映るものこそ彼の生の姿。「私、これからもずっとこの人と一緒なのかしら」そういった現実に、イヤでも向かい合わなければならない時も来るかもしれません。そんな時「まあそれでも大丈夫か、何とかなりそうね」、そう思ったら一緒になる覚悟を決めてもいいのかもしれません。
3.別れることよって開く扉もあるのですが・・
でも残念ながら「なぜこんな人に私の人生を捧げなければならないの」とか「もううんざり、これ以上人生を棒に振りたくないわ」となったら。そう、スッパリと縁を切ってしまうことです。ただこの「スッパリ」が簡単に出来ないのです、いつまでも過去を「引きずる」からでしょうか。せっかく次の恋が待っているというのに。
別れはせつなく辛いものです。でもその気持ちや未練をスッパリ断ち切る、潔く別れを認めることによって開く扉もあるのです。「手放す」ことによって新しいものを受け入れるスペースができる。別れが次のあなたの人生の始まりとなることだってあるのです。しかし簡単に未練を断ち切れるほど人間は、ある意味バカではありません。
4.「けじめ」、まずは環境を変えることから
気持ちが吹っ切れ、過去の辛い思い出が未来のステップになるには時間もかかることでしょう。また皮肉なもので失ったものの大切さやありがたみ、一言で言えば「本質」がわかるのもその時なのかもしれません。しかしこの壁を乗り越えた方々は本当にスッキリとした顔になります。そのためにも一日も早く「けじめ」つけてしまいましょう。
気持ちの整理も大事ですがまずは環境を変えることから。思い出の染みついたモノを捨ててしまいましょう。モノに執着するとろくなことがありません、一つまみの塩とともにていねいに、そして感謝の心をもって黒い布(紙)でくるみます。こうすることによって未練もなく安心して、なによりもきちんと処分することが可能です。
5.「傷を癒す」、感情の整理にも感謝の心を
そして心も清算してしまいましょう。今まで目を背けてきた出来事を一つ一つ「えぐり出して」みるのです。出会いのきっかけ、彼氏として選んだ理由、楽しかった思い出、価値観の違い、許せなかったこと・・・、つらいことでしょう。でも時に外科手術も必要なのです、一つ一つ傷を癒してやらなければ化膿してしまいます。
そしてネガティブな感情の整理にも「感謝」をもって行うこと。どんな相手でもどんなモノに対してもです。正面から向き合うこと、そして「ありがとう」の気持ちに相手の心も癒され、あなたの過去も「浄化」されるものなのです。心の傷が癒されるにつれ、自分の過去にも意味があったこと、そして「別れ」があったから今の私がある、そんな納得がもたらされるはずです。
6.「あの人がいたから今の私がある」、過去が浄化されるとき
出会いと別れ、どちらも「新たな人生のはじまり」、紙一重です。そしてあなたの長い人生にとって、一つの通過点でもあるものです。出会いにも別れにも意味があるのです。「あの人がいたから今の私がある」、あなたの人生を肯定することが出来た時、はじめて過去は浄化されるのです。
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