【1】暦には幸せになるヒントが満載です!
1-1.季節の変化、伝統行事や習慣、そして「運気」も
日ごろあなたが使っているカレンダーや手帳、よく見るとそこに記入されているのは日付や曜日、祝日だけではありません。たとえば・・・、
- 旧暦の日付
- 六曜(大安や仏滅など)
- 月の満ち欠け
- 日の出や日没の時間
- 二十四節気(冬至・夏至・春分・秋分など)
- 年中行事(桃・端午の節句、七五三など)
このように日にちだけではなく季節の変化、伝統行事や習慣、そして「運気」も目にできます。でも、あなたはこれら情報の正しい意味や、理由がわかりますか。
暦には古くから伝わる文化や英知が結集されています。そして暦には幸せになるヒントも満載です。暦をもっと活用してみませんか、暦で開運!運を呼び込むのです。
そのためにもまずは暦の基礎知識を知っておきましょう。まず暦の二つの活用方法についてからお話します。
【2】暦の基礎知識、二つの活用方法とは
2-1.今日が何日かを知ること
暦の活用法、まずは時の流れを「年・月・日」で分け、今日が何日なのかを知ることです。来月のこの日は何曜日なのか、期限まであと何日あるのかを確認・管理したりするもの。一般的にあなたがカレンダーとして活用されているものですね。またその日に記載された情報から四季折々の変化や、年中行事を知ることも。
そしてもう一つが「運気を読むこと」です。
2-2.運気を読むこと
たとえば暦に「大安」と書いてあれば、その日はラッキー!な日です。土日の大安には結婚式が多いことでもわかります。
またお通夜や葬式は「友引」の日を避ける傾向にあります。「仏滅」の日には祝い事はしない。また旅行の出発日や事業の開始日など、暦をもとにしたゲン担ぎ(縁起を気にすること)はいまでも文化や習慣として私たちの生活に根付いていますね。
【3】暦で開運!「運勢歴」でわかること
3-1.「運勢歴」を一冊手に入れてください
暦の正しい知識を身につけたい、暦を使って幸せを呼び込んでみたい、そう思ったらぜひ「運勢歴」を一冊手に入れてください、こんな表紙の本です、開運歴や九星歴など呼ばれ毎年刊行されています。本屋さんの占いコーナーなどで見かけませんか。
運勢暦はいくつか販売されていますが、伝統的な暦に加え、古代中国が発生の地とされる「九星術」にもとづく年運・月運や相性、方位吉凶などがわかります。
さらにカレンダー形式で、このようなさまざまな情報(歴注といいます)が。毎日の行事や運気を見ることが出来ます。
・九星(きゅうせい)
・行事
・選日(せんじつ)
・六曜(ろくよう)
・十二直(じゅうにちょく)
・二十八宿(にじゅうはっしゅく)
しかし馴染みのない言葉だらけですね、でも決して難しいものでもありません。それぞれの意味や見方をここで解説すると長くなってしまうので、別途詳しくまとめてみます。
暦の活用法とはこのように毎日・月の行事、また「その日」が何の日か知ること。そして運気を読み、それぞれが暗示する意味を知り、それをもとに行動に移すことによって開運のヒントとすることです。日にちと曜日、行事だけしか見ないのは「もったいない」と思いませんか。
【4】「お日柄選び」なら、運勢歴のカンタンな三つの活用方法
4-1.ポイントは縁起の良い日を選ぶこと
運勢歴からは金運、健康運に愛情運、また誰かとの相性も見ることが出来ますが、ここでもっともカンタンな活用方法について解説します。
たとえば・・・、
- 単純に縁起のよい日はいつか。
- 新しいことを始めたい、開始日はいつがいい。
- 旅行や引っ越し先、あなたにとってよい方位とは。
など、運勢歴から「お日柄」や「方位」を選びたい場合ですね、ポイントはこの三つです。
運勢カレンダーでラッキーディを選んでみる
発行元によって表記は多少異なりますが、その日の運勢は
「◎・○・△・▲・×」
などで表されています。一番シンプルで手っ取り早いのは、何かをしたい・買いたい・使いたい、などとと思ったら「◎」の日を選んでみることです。
行事カレンダーで縁起のいい日を選ぶ
たとえば・・・、
- 六曜(六輝)では大安
- 十二直(中段ともいいます)では建(たつ)や満(みつ)
- 二十八宿では房(ぼう)・壁(へき)・婁(ろう)・昴(ぼう)・畢(ひつ)・鬼(き)
- 選日では一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)や天赦日(てんしゃにち)
などの日を選んでみましょう。
方位吉凶で凶とされる方向を避ける
引っ越しや旅行、大切な買い物などをする場合、方位を使って運気を高めましょう。極力「凶」である方向を避け、できるだけ「吉」方向を選ぶことがポイントです。ただ方位盤を読むには慣れも必要です。
4-2.暦はヨコに読む
暦はタテに読まずヨコに読む、といいます。九星・六曜・十二直・二十八宿などタテ軸(その日)がすべて良し、といった日などほとんどありません。それぞれの運勢はルーツも異なります。
したがって六曜では「大安」でも十二直では「凶」といった日もよく見られるのです。これにつきましては、あなたが気にされている占術から(ヨコから見て)判断されてもOKです。
【5】昔からの知恵を見直してみませんか
以上暦についてごく基本的なことをまとめてみました。今の世の中、あらゆるものが便利となった反面、季節感が失われつつあることはご承知の通り。四季折々の変化や旬、年中行事の時期や意味、美しい日本の伝統や文化を暦を通して見直してみる。風流、お洒落ではないですか。また「運気向上」のたにも暦を通し昔からの知恵を見直してみませんか。
六曜は今でも日取り選びには欠かせないものです。でもそれぞれの意味を知っていますか。伝来の歴史、人気を博した理由、仏教との関係などをざっくりとまとめてみました。
十二直はとても歴史のあるものであり、暦注といえばこれを指すほどでした。吉凶やお日柄選びの指針とされてみたらいかがでしょうか。
「鬼宿日」なぜ鬼なのか。この日は鬼も宿にいるので何事も邪魔されることもないからです。また「お釈迦様がお生まれになった日だから」といった説もあります。
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