やることは、やったんだから
【復縁】41歳事務職、さき子さんより。半年後、私がまだ本気で復縁を願っているか、彼に対する自分自身の思いに迷いはないのか、この私自身の目で見極めてみようと決めたのです。


1.運命の人なのかもしれない

付き合っていた彼と別れたばかりの私は、寂しさを紛らわしたい一心でマッチングアプリに登録をしてみたのです。するとすぐに何名かの男性とマッチングができました。





そして何度かメッセージのやり取りを行ってみたのですが、残念ながら「会ってみたい」と思えるような方はいなかったのでした。


やっぱりアプリでは理想の男性との出会いは難しいものなんだ。そんな思いからもうやめようかと思った時でした、彼からのアプローチがあったのは。彼はプロフィール写真がとても素敵であり、しかも同い年。とても好感の持てる方でした。


会ってみたい、まさにそんな彼だけでした。何と言えばいいのか運命の人なのかもしれない、そんな予感すらしたのです。そしてお会いしてみるととても初対面とは思えません、もう波長がピッタリ合うのです。


私たちはすぐに交際が始まりました。

2.返信も途絶えました

でも彼との関係も半年ほどで終わってしまったのです。理由は将来に対する考えの相違でした。


私は結婚を前提としたかった、でも彼はバツイチだったこともあってか結婚については極端に慎重だったのです。


何度話し合っても平行線をたどるだけでした。そして、
「もう別れれた方がいい」
「おまえことを考えてとのことだ」
と言ってきたのも彼の方からでした。


いくら私のためだと言われても、あまりにも一方的ではないですか。とても諦めることなど無理でした。私は彼を失いたくなかったのです。


私はあれほど願っていた結婚のことも、あなたの気持ちが本当に変わるまで口にしないからと、何度も連絡をしたのですが。やがて彼からの返信も途絶えました。

3.これだけは誓いました

私はただみじめでした。


でも泣いてばかりいてもダメだと思った私は友人に相談してみたのです。するとしばらく連絡は控えたほうがいい、そっとしていた方がいい、そんなアドバイスに従ってみたのです。


私か他の連絡を途絶えさせれば、もう私のことなど忘れ去られてしまう。新しい彼女を作られてしまう。そんな不安が押し寄せてきたのですが、わたしのしつこさを嫌われることを避けたかったのです。


そして復縁話にはおなじみの「自分磨き」に私も励むことになったのです。しかし今さら何を磨けばいいのですか。ただこれから半年間、絶対に私から彼には何の連絡もしないこと。これだけは誓いました。


これは半年後、私がまだ本気で復縁を願っているか、彼に対する自分自身の思いに迷いはないのか、この私自身の目で見極めてみようと決めたのです。


こうして半年が経ちました。
彼への思い、愛しさは何ら変わることはない。
だから私は、
「お久しぶりです、元気ですか」
たったこれだけのメールに思いを託してみたのです。





すると彼からすかさず返信が、
「久しぶりだね!元気だよ」


でも・・・、


「新しい女性と出会いました。今、付き合っています」
といった一文が添えられていました。

4.半年間の冷却期間の意味

私はこの時はじめて気持ちの整理がつきました。彼を諦めようと決めたのです。


たしかに別れを告げられた時、私は彼にすがりつきました。彼を失いたくないがために「結婚をしたい」という自分の本音を、無理やりにでも抑え込もうとした。


でもこの時に、
「求めるものが違う相手とダラダラ付き合うことって、どうなの?」
そんなさめた目で問える自分になれたのです。


私はこれを成長と結論付けました。
ずいぶん都合の良い考えかもしれません、
でもこうでもしなければ、
とれも割り切れなかったから。


半年間の冷却期間はとても辛かったのですが、意味があったと思っています。あっけない幕切れでしたが、
「やることは、やったのだから」
だから納得できたのです。
だから私は成長できたのです。


復縁を願うせつなさはよくわかります。でもいつか「けじめ」をつけなければならない時がやってきます。


覚悟は出来てますか?


土壇場での潔さ!
どちらに転んでも
「やることは、やったんだから」
そう言い切れるあなたになってくださいね!



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