1.原因不明「不定愁訴」なのかも
はじめまして。私は39歳独身、施設で働いてるものです。じつは昨年より体調を崩すことが妙に気になりだして。それも熱が出るとか、どこかが痛むといったものではありません。なんとなくだるいのです。
疲れが取れない、不安でイライラする、そんな自覚症状が続いたのです、でもこれといった原因がわからない。ストレスのせいでしょうか、なによりも、もう歳も年です「不定愁訴」なのかもしれませんね。
そんな私なのですが、いま借りているアパートの近所にネイルサロンがあって、そこではサービスの一環としてタロット占いも行っているのです。私はもともと占い好きです、前々から気になっていたお店でもあり、この先の健康運についてひとつ相談してみようかと。これが今回の占い体験のきっかけでした。
2.それは「月」の逆位置というものでした
電話で予約してみると運よく今すぐでも大丈夫、とのことでしたのでさっそく伺いました。どんな先生なのか、多少気になってはいたのです。でも先生は若く物腰も柔らか、とても感じがよい方でしたのでホッとしました。
そして鑑定開始となったのですが、まず私の名前だけを尋ねられました。そしてよく混ぜ合わせたカードの中から一枚を抜き出したのです、それは「月」の逆位置というものでした。
3.正位置と逆位置
タロットカード占いの経験がある方はおわかりでしょうが、タロットカードはトランプとは違い「正」と「逆」の向きがあるのです。占い師から見てカードの絵柄が正しい向きにでることが正位置、そして逆さまに出れが逆位置となるわけです。
カードにはそれぞれ意味があるのですが、正位置であればそのカードの象徴する意味を読み取ります、ただ逆位置の場合は、
- 正位置の反対の意味
- 正位置の意味が弱まった状態
- 正位置の持つ悪い性質の面が出ている
などといった解釈が成り立つのだそうです。
ただ定義があいまいなのかリーディングにおいては占い師の想像力や人生経験の引き出しなど、解釈の幅が必要となるそうですね。
4.見えざるものに対する恐怖
そして私の健康運についてなのですが、まずこの月のカードの意味は「見えざるものに対する恐怖」なのだとか。
不安・心配・動揺など、また自分自身では気がついてはいなくても知らず知らず事態が進行していることもある。冷静に周りを見る必要がある、見えないもの、その中に解決策があるとも。ただしこれは「正位置」においての解釈です。
ではその逆位置ではどうかというと・・・、
月の逆位置において言えること、それは不安定さや混乱の逆、不安が落ち着いてくる、事態が好転するといったことを示すそうです。
先生は、
「今までにたいへんな思いをしてきたでしょう、混乱・困惑・異常な緊張感・人間関係・仕事など、いろんな苦労をされてきたはずです。でも、逆位置ですから、これからは徐々に改善されていく可能性が高いはずです」
と説明してくれました。
5.自分で自分を追い込む傾向が
また、私の性格面においては、
「周りを観察するくせがある。慎重とも言えるが疑りやすい性格であり、勝手に敵を作ってしまうことが多い、マイペースを大事にするように」
とのことでした。
たしかに人間関係で悩んでいたこと、その結果精神の安定を欠いてしまったことがよくありました。ただこれからは、不安定な状態から徐々に改善されていく可能性が高いという鑑定結果に少し安心できました。
私はさらに失礼ながら、もっと具体的にどのように気を付ければいいか、どうすれば健康になれるかを聞いてみたのです。
すると占い師は、
「医学的なアドバイスはできない、ただ心のバランスが崩れると体調やヤル気にも影響が大きい、疑りや不安で自分で自分を追い込む傾向が見えるのでもっと自信をもって、そして周りを見る目を変えなさい、それが結果体調にも良い形で働きかけてくれるはずです」
と言われました。
6.恋愛運についても聞いてみたのですが
健康運のほか恋愛運についても聞いてみたのですが、
「どんな男性にも必要以上に良く思われたいといった願望がある、だからついお金を使い過ぎてしまったり、相手に嫌われないようにと無理をしすぎるようだ」
「出来ることできないことをもっとしっかり線を引き、ダメならはっきり‘’No‘’と言うべきだ」
と教えてくれました。
すべてが当たっていたのではないかもしれませんが、一部のことについてピンポイントで当てられてしまったことに驚きました。そして先生は最後に10月には要注意、休日はなるべく外出は控えたほうがよいとも。
その10月については何も起こらず無事過ごせたのですが・・・、これが占いによる忠告のおかげなのかはわかりません。
タロットの歴史を知る上でも欠かせないもの、それがヴィスコンティ版・マルセイユ版・ウェイト版です。この中から美術品としても価値があるデッキを7つ取り上げてみます。コレクションにもピッタリですよ。
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