1.魂の伴侶
占い師によってソウルメイトとの出会いに導かれた、そんな不思議な本を読んだのです。出会うべき運命の相手とは、その前触れや気づき、見分け方などがとてもリアルに描かれていました。
ソウルメイトとは、soul(魂)とmate(伴侶、仲間)の組み合わせです。特別なつながりや縁のある相手のことですね。たとえば、前世から深い関わりのある相手、魂で結ばれた相手、魂の使命を教えてくれる相手とありました。
またソウルメイトとはお互いの魂の成長を助け合い、現世で出会うことが約束された「魂の伴侶」のことであるそうです。
そして、そんな不思議な縁をもった方との出会いがこの私にもあるのかもしれない。
どちらかというと人付き合いは苦手な私なのです。でもこの広い世界のどこかに私にとってのソウルメイトはきっといる。こう思うと、いてもたってもいられない。
それならば、そう私もこの本に書かれた占い師に実際に占ってもらえばいい!そう思ったのです。
2.メール鑑定、待つこと3カ月
こうして書くとずいぶん無茶な話のようですが、いざやってみると意外なほど簡単に予約はとれました。
ただその占い師はイギリス人です、当然ながらイギリス在住です。言葉の問題もあったのですが好奇心が勝りました。
イギリスとはいっても、わざわざ現地まで足を運ぶ必要もありません。こちらからの質問に対し書面で回答していただくといった流れでした、メール鑑定と同じですね。インターネットとはありがたいものです。
占術はオリジナルの占星術、料金は3万円もかかりました。
私が送った質問は当然ながらソウルメイトとの出会いについてです。この私にも運命のソウルメイトがいるのか、どんな方なのか、どこで出会えるのかなどを詳しく教えて欲しかったのです。
それから待つこと3カ月、ようやく届いた鑑定書はA4サイズの用紙10枚以上にわたるものでした。
びっしり埋められていた文字はもちろん英語です。語学には多少の覚えがあるので、すべて自分で訳してみたのです。
3.こんな人いるのかしら
すべてを翻訳するまで時間はかかりましたが時間のたつのも忘れ夢中で取組みました。そこには私のソウルメイトとなる相手の
外見
生い立ち
相手の両親
仕事・・・
まだまだありましたが、それはこと細かに書かれていたのですから。
しかし・・・、
異国の人
私に似たところがある
とても硬くて影の要素を持っている
こんなことを言われても「こんな人、本当にいるのかしら?」いったいどんな方をイメージすればよいのやら。
占い独特の言い回しを、しかも英語です。生半可な知識だけでは正しく翻訳できなった箇所も多かったのかもしれません。
とくにこの「とても硬くて影の要素を持っている」とはいったいどういう意味なのでしょう。
こうして完成した鑑定書には毎日のように目を通していたので、今でもその内容はすべて刷り込まれています。
そしてあれから2年たちました、残念ながらそれらしき方との出会いはまだありません。
しかし人間関係には変化が現れました。身近な方々との何気ない関りについて考えてみたり、見知らぬ方から声をかけられたりすることも増えたようです。
ソウルメイトはなにもこれから出会う方の中にいるのではなく、すでに巡り会っている中にいることだってあるのですから。
私の場合、その相手となるのも一人ではなく男性・女性と複数存在しているそうです。ただ男性の場合、同じ目的を持ち同じ運命を共に生きていく存在なので「恋愛関係はおそらく生じないであろう」とのことでした。
恋愛関係はないのか、すこし残念ですね(笑)。
4.こうして知り合ったのもなにかの縁
占い師さんからは「前触れと見分け方」について、かなり詳しいアドバイスがあったのですが、私自身の魂が先に共鳴してくれるはずです。
とにかく今はあせることなく気長に出会いを待っているところです。きっかけとなった本を読み返しても、その出会いには3年の月日がかかったのですから。
ただ先ほども言いましたが、身近な方々とのふれあいを大切にするようになったのは確かです。たとえ魂のつながりはなくても、こうして知り合ったのも不思議な「縁」がそうさせたのかも、と思うようになったから。
私のソウルメイトさんは今どこにいて何をしているのでしょう。「とても硬くて影の要素を持っている」いつの日かその意味を知る時が来るのでしょう。こうしている今もワクワクしています。
スポンサーリンク
あわせてどうぞ!
スポンサーリンク