目次
1.心に深い傷を負わされた時、どうしますか
たとえば一方的に別れを告げられたことがありませんか。心に深い傷を負わされた経験は誰にでも一つや二つあるものです。そんな時、あなたでしたらどうしますか。ただじっと風化するまで耐えますか。それとも理不尽で抑えつけることが出来ないその思いを、親しい誰かに打ち明けますか。
こんな時はひとりで我慢するよりも、誰かに吐露することによって心の痛みは軽くなることもあるものです。また思い切ってあなたの思いを晒すことによって、心の支えを得ることも、そして立ち直りのきっかけをつかむこともあることでしょう。
2.心にグサリと刺ささる一言、心に沸きあげる彼女への反感
しかし「恋愛に別れはつきものなの!婚約していたわけでもないんでしょ」とか「でもさ、あんたにもどこかスキがあったんじゃないの」こんな言葉が相手から返ってきたらどうでしょう。もちろん彼女は「それだけ」を言ったわけではありません、あなたの話に耳を傾け、時に頷き励ましてもくれていたのですから。
しかしこういった一言はあなたの心にグサリと刺さります。そしてどんなにありがたいアドバイスがあろうと、癒えることなくあなたの心をブルーに染め上げてしまいます。こうなるとどうでしょう、あなたはフツフツと心に沸きあげる彼女への反感を抑えつけることが出来ません。
3.だから”つまらない女”なんて言われるのよ、さよなら
そしてついに「私はただ聞いてもらいたかっただけなのに、まさかあんなことを言われるなんて思ってもいなかったわ」と送信ボタンを押してしまうのです。すると間髪を入れずに返信が「だったら相談なんかしなければいいのに」、こうなるともうお互い黙ってはいられません。
そしてメールの応酬の最後には「見抜けなかったあなたが悪いんでしょ、あなたのこと一生懸命になって力になってやったのに。こんなことで傷つけられたといって騒がれるなんて最低!だから”つまらない女”なんて言われるのよ。さよなら」
結局あなたは彼氏だけではなく親友まで失ってしまい、心の傷はさらに深くなったのです。
4.「なんでわかってくれないの」その気持ちはよくわかりますが
こういった一見無神経な周りの言葉や行為によって「二次災害」に悩むケースはとても多いものなのです。とくにたちが悪いのはこの場合のように、親友のような存在から予期せぬ反応を浴びせられた時でしょう。
では結局頼りになるのは自分だけでしょうか、あえて教訓とするのなら「誰かに理解を求めても、理解されないこともある」ということでしょう。「なんでわかってくれないの」その気持ちはよくわかります、ただ理不尽な感情を相手にぶつけてしまえば、結局あなたに跳ね返されてくることもあるのです。
5.本当に立ち直りたいのなら「あなたを深く愛すること」
たとえ誰かにあなたの気持ちを理解してもらったところ、心が本当に満たされるものでしょうか。「わかってもらいたい」と思えば思うほど「期待」は膨らむ一方です。そして期待通りの反応を求めるあまり、想定外の返答にショックを受け、そして傷つくことになるのです。
ではいったいどうすればいいのでしょうか。「誰かに理解や助け求めることはもうやめにしましょう」ではありません、むしろ大切なことです。しかしあなたが本当に立ち直りたいのなら、「あなたを守る方法」である「あなたを深く愛すること」を身に付けてもらいたいだけなのです。
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